＃129【商標権vs.著作権どちらが強い？】”職場の著作権対応100の法則”98番目の法則

#ゆるカワ商標ラジオ ”ほぼ”毎週木曜日22時〜配信📢 複雑に入り組んだ商標業界に緩やかなメスを入れ、様々な謎や疑問を優しく究明する「ゆるカワ♡商標ラジオ」 放送内容｜2023年10月26日 【商標権vs.著作権どちらが強い？】”職場の著作権対応100の法則”98番目の法則 ［特別ゲスト］ ”職場の著作権対応100の法則”の著者　友利 昴 ［フリートーク］ 00:00 「100の法則」執筆への想い →「読者をモヤモヤさせたくない」との想いから、なるべく明快になるように心掛けられたようです。グレーだらけの著作権の分野でこれは有難い！著作権を踏まえて事業を進めていくための決断をし続けてきた現場（知財部）の人ならではの視点ですね。一方で、代理人として本を書く人の立場にも理解を示されており、愛情深さ思慮深さが垣間見えます！ なお、この本執筆のキッカケは何とあの名作"エセ著作権事件簿"だそうです！繋がってますね〜 ［商標解説］ 08:03 ラウンド1：”商標的使用” → 商標的使用でなければ商標権の効力は及ばない一方で著作権の効力は及び得る。そうすると、著作権が一歩リード？という気もしないわけではないですが、期限を更新できないのが著作権のデメリットでもあるわけです。ディズニーキャラクターのイラストの著作権が切れた（保護期間が過ぎている）場合に商標権の効力が及ぶ説に友利さんが物申ーーす！からのディスカッション。著作権切れのミッキーマウスのDVDには商標権の効力が及ぼないとしてもコップには及ぶ？マリカー事件のコスプレ衣装が商品等表示としての使用（商標的使用の不正競争防止法版）と認められているなら、不競法では問題になり得るのでないか等々、激しく議論しております！ 15:52 ラウンド2：”類似範囲”の広さ → 商標権と著作権とで、類似か否かの判断基準が異なるので単純に比較し難いですね。ただ、少なくとも観念について商標権では考慮できる一方で著作権ではできない―この点が大きな違いだという点については収録中に議論しながら気付きました。他にも、著作権では創作保護法ならではの視点があること等議論は尽きません。 23:05 番外編：”著作権”切れ「ピーターラビット」は、”商標権”で止めることが出来るか？ →商標的使用の項目でミッキーマウスについては仮の話をしましたが、実際に著作権が切れているピーターラビットのイラスト。ピーターラビットの絵の商標権に基づいてライセンスされたグッズが現実の市場に存在するようです。しかし、そもそもピーターラビットのグッズ販売を商標権で止めることができるのか？という疑問が浮上します。グッズ販売が著作権侵害にも商標権侵害にもならないなら、そのライセンス料を払う根拠は… 34:48 ［おまけ］ ”職場の著作権対応100の法則”の見所！ →この書籍をどういう人に読んでいただきたいかについて著者自らお話いただきました。著者の思いとは異なり、意外な層（弁護士・弁理士）からご好評の声もあるようです。知財業界のみんなぁ、絶対に買ってくれよな！ ［参考情報］ ▼JMAM（日本能率協会マネジメントセンター）のウェブサイト「職場の著作権対応１００の法則」の紹介ページ https://pub.jmam.co.jp/book/b628504.html ▼ "エセ著作権事件簿"著者の友利さん出演SP（前編）_ゆるカワ商標ラジオ＃89 https://youtu.be/dxAtaTsw0h0?si=J2_lOk2Bc8FhZ_wR ▼ "エセ著作権事件簿"著者の友利さん出演SP（後編）_ゆるカワ商標ラジオ＃90 https://youtu.be/pAPKLGczD5w?si=ljxSc35Z2H-Iie2A 🙇‍♂️🙇‍♂️今週もありがとうございました〜！ ＊知財に関する様々な謎や疑問のご依頼を受け付けております。番組の感想、激励もお待ちしておりますので、動画コメント欄、または「#ゆるカワ商標ラジオ 」でツイートして下さい。 —————————————————————————— 🎶使用楽曲🎶 —————————————————————————— ◆BGM 「ゆるカワのテーマ」/ Comode(コモド) ◆挿入歌 「Into The Carnival」/ 向 香織 —————————————————————————— ＃職場の著作権対応100の法則＃ミッキーマウス＃ピーターラビット＃弁理士＃ブランデザイン＃友利昴＃著作権切れ#著作権＃エセ著作権事件簿＃商標登録＃商標的使用＃商標権＃知財検定＃商標＃深夜ラジオ＃作業用BGM＃IntoTheCarnival＃向香織

There are no comments yet.

Please log in to write the first comment.