# 37　【読切を読み切る。】第二回。「あみかはポテトになりたかった」

・午前３時にRECする酔狂なやつ。 ・小川しらすさん「あみかはポテトになりたかった」 ・「トーチ」というweb漫画サイトで公開中。トーチはデザインもよくて素敵なんだ！ ・主人公の女子高生は、「マックのポテトを食べることしか頭にない」人物。非常に特異なキャラクター。食べないと禁断症状で他人の顔がイモに見えちゃう。 ・なぜ、そんなことになっているのか？　そこには切実な痛みがあった。その痛みを受け入れ、乗り越えるまでのお話。 ・「抱えきれないくらいつらいことが発生したときに、なにか一つのものに依存することで、そのつらさを忘れよう、やり過ごそうとする」。この人間の心の動きを描いた作品。 ・同じ心の動きを描いた作品はほかにもある。たとえば…… ・タイザン５さん「キスしたい男」！！！！！　岡崎はこの作品が大好き。アンジェリーナ・ジョリーとキスするために、高校に行かずバイトに打ち込んでアメリカ遠征費用を貯めている少年の話。今度このコーナーで取り上げたい。 ・あらゆる依存症の本質。 ・眠たいので少しだけ攻撃的になっている岡崎。なるべくニコニコすべきです。 ・以後、ネタバレします。よろしいですか？ ・主人公のつらさの理由とは。 ・母親のキャラクターが凶悪ですばらしい。 ・心が地の底まで落ち込んでしまったときの、あみかの描写がすばらしい。 ・ニック・ドルナソさん「サブリナ」。ブッカー賞にノミネートされたグラフィックノベル。ず〜っと不穏な漫画。 ・最後の1ページの優しいこと優しいこと。 ・岡崎は読み終わった直後に、「music for amika」というインストの曲を作りました。祝祭感を与えたかった。 ・※ちなみに。岡崎は話をわかりやすくするために「マックのポテト」と言っていますが、作中では「マキシのポテト」と表現されています。 ・ED「music for amika」 質問や感想など、メッセージはこちらから↓ https://ws.formzu.net/fgen/S142915752/ 毎日Twitterに、幻想掌編小説をアップしています。 岡崎隼人の公式Twitterはこちら↓ https://twitter.com/okazaki_hayato_

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